毎年1月~3月は賃貸市場が最も動く時期で繁忙期と言われます

この時期にできる限り空室を埋める事で年間の賃貸経営結果が決まると言って過言ではありません。

今回は繁忙期が始まる前に確認をしておきたい3つのポイントについて解説をさせて頂きたいと思います。

(写真=123RF)

目次

周辺相場と募集条件
募集図面と情報公開
空室の状況
おわりに

周辺相場と募集条件

まず最初に考えなくてはならないのは、周辺相場を把握する事です。

周辺相場と比較をして賃料が高いと最初に決まりやすい物件が決まっていき、

保有をしているお部屋は後回しにされてしまいます。

なるべく高い賃料、良い条件で貸したいと思いますが、

1ヶ月空室が続くのなら賃料を数千円下げて早く決めるという事も考える事が

重要です。機会損失と言う言葉を理解しながら募集条件を決めましょう。

POINT

新築物件で多いのが、相場と比較して明らかな割高な賃料で設定されている事があります。

これは想定利回りを上げる事で売却価格を上げるためだけに設定された賃料で

実際に募集をしてみると空室を埋めるのに時間がかかったり、

様々な条件を付加しなければならない事もあります。

周辺相場よりも2割近く賃料が高いケースもありますので、注意が必要です。

新築なのに敷金0、礼金0、広告料2か月で募集しなければ決まらない物件は

最初から割高な賃料が設定されている可能性が高いです。

これとは逆に築年数が経過した物件でも、TVモニターフォンを付ける、

混合水栓に交換、IHコンロ交換など数万円の設備投資を行う事で、

満室になる事もあります。

募集図面と情報公開

賃貸募集を行う上で必要となるのが募集図面と募集情報の公開です。

募集図面に網羅したい情報

・物件のポイントが網羅されている

オートロック、浴室乾燥、追い炊き、モニターインターフォン

角部屋、日当たり、周辺の商業施設など

・お部屋の中の写真が網羅されている

お部屋の雰囲気や明るさ、クローゼット大きさ、設備など

・間取りがが分かりやすく掲載されている

梁の位置や広さなどをしっかり掲載しましょう

POINT

募集図面をご自身が見てどう思うかが重要なポイントです。

いくら良い物件でも募集図面が見た目が悪いとそれだけで、

候補から外れてしまいます。

次に募集条件の情報公開をする方法です。

仲介業者専用のレインズやathomeなど、まず不動産仲介業者が情報を得られる様にします。

そしてsuumo,homesなどのポータルサイトなどに物件情報が掲載されている事も非常に重要です。

空室の状況

案内が行われる際に一番と言って良いほど気になるのがお部屋の匂いです。

空室期間が長いと排水トラップの水が乾燥をしてお部屋に下水の匂いが出てきて

しまう事があります。

常に案内があっても良い様に換気や排水トラップに水を流すようにしましょう。

また案内した時に通電していないと、暗闇の中で案内になってしまったり、

夏の暑い中、冬の寒い中でお客さんを案内する事になります。

少しでもこうした部分を気に掛けるのもの良いと思います。

また空室にちょっとした小物やカーテン、ラグマットなどを設置すると

印象も良くなると思います。費用対効果を考えると非常に有用な方法です。

POINT

海外などでは売却する物件などに家具などを設置するステージングと言う手法で

家具の配置や雰囲気のイメージをしやすくする方法が一般的となっております。

賃貸でも数千円でお部屋の雰囲気を良くする事ができるので設置してみましょう。

おわりに

今回は空室対策について3つのポイントから解説をさせて頂きました。

この3つのポイントを実施してさらに

募集広告料(不動産業者さんへのインセンティブ)

フリーレント(入居者の方へのインセンティブ)

などを考えながら流動的に繁忙期に募集活動を実施して頂けたらと思います。

著者:日本AMサービス 代表 堂下 葉


空室対策3つのポイントhttps://i0.wp.com/reibee.japan-am-service.com/wp-content/uploads/2018/12/36576633_l.jpg?fit=1004%2C1024https://i0.wp.com/reibee.japan-am-service.com/wp-content/uploads/2018/12/36576633_l.jpg?resize=150%2C150yodoshita賃貸管理賃貸経営毎年1月~3月は賃貸市場が最も動く時期で繁忙期と言われますこの時期にできる限り空室を埋める事で年間の賃貸経営結果が決まると言って過言ではありません。今回は繁忙期が始まる前に確認をしておきたい3つのポイントについて解説をさせて頂きたいと思います。(写真=123RF)目次 周辺相場と募集条件 募集図面と情報公開 空室の状況 おわりに 周辺相場と募集条件 まず最初に考えなくてはならないのは、周辺相場を把握する事です。 周辺相場と比較をして賃料が高いと最初に決まりやすい物件が決まっていき、 保有をしているお部屋は後回しにされてしまいます。なるべく高い賃料、良い条件で貸したいと思いますが、 1ヶ月空室が続くのなら賃料を数千円下げて早く決めるという事も考える事が 重要です。機会損失と言う言葉を理解しながら募集条件を決めましょう。POINT 新築物件で多いのが、相場と比較して明らかな割高な賃料で設定されている事があります。 これは想定利回りを上げる事で売却価格を上げるためだけに設定された賃料で 実際に募集をしてみると空室を埋めるのに時間がかかったり、 様々な条件を付加しなければならない事もあります。 周辺相場よりも2割近く賃料が高いケースもありますので、注意が必要です。 新築なのに敷金0、礼金0、広告料2か月で募集しなければ決まらない物件は 最初から割高な賃料が設定されている可能性が高いです。 これとは逆に築年数が経過した物件でも、TVモニターフォンを付ける、 混合水栓に交換、IHコンロ交換など数万円の設備投資を行う事で、 満室になる事もあります。募集図面と情報公開 賃貸募集を行う上で必要となるのが募集図面と募集情報の公開です。募集図面に網羅したい情報 ・物件のポイントが網羅されている オートロック、浴室乾燥、追い炊き、モニターインターフォン 角部屋、日当たり、周辺の商業施設など ・お部屋の中の写真が網羅されている お部屋の雰囲気や明るさ、クローゼット大きさ、設備など ・間取りがが分かりやすく掲載されている 梁の位置や広さなどをしっかり掲載しましょうPOINT 募集図面をご自身が見てどう思うかが重要なポイントです。 いくら良い物件でも募集図面が見た目が悪いとそれだけで、 候補から外れてしまいます。次に募集条件の情報公開をする方法です。 仲介業者専用のレインズやathomeなど、まず不動産仲介業者が情報を得られる様にします。 そしてsuumo,homesなどのポータルサイトなどに物件情報が掲載されている事も非常に重要です。空室の状況 案内が行われる際に一番と言って良いほど気になるのがお部屋の匂いです。 空室期間が長いと排水トラップの水が乾燥をしてお部屋に下水の匂いが出てきて しまう事があります。 常に案内があっても良い様に換気や排水トラップに水を流すようにしましょう。 また案内した時に通電していないと、暗闇の中で案内になってしまったり、 夏の暑い中、冬の寒い中でお客さんを案内する事になります。 少しでもこうした部分を気に掛けるのもの良いと思います。 また空室にちょっとした小物やカーテン、ラグマットなどを設置すると 印象も良くなると思います。費用対効果を考えると非常に有用な方法です。 POINT 海外などでは売却する物件などに家具などを設置するステージングと言う手法で 家具の配置や雰囲気のイメージをしやすくする方法が一般的となっております。 賃貸でも数千円でお部屋の雰囲気を良くする事ができるので設置してみましょう。おわりに 今回は空室対策について3つのポイントから解説をさせて頂きました。 この3つのポイントを実施してさらに 募集広告料(不動産業者さんへのインセンティブ) フリーレント(入居者の方へのインセンティブ) などを考えながら流動的に繁忙期に募集活動を実施して頂けたらと思います。著者:日本AMサービス 代表 堂下 葉~次世代のための賃貸経営情報~
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