今回は実務経験に基づいたアパート売却の本当はどうなの?を解説させて頂きます。

レインズに物件情報を登録すると高く売れないのか??

これは完全に都市伝説だと思います。
レインズは不動産業者用の物件情報ポータルサイトの様なものになります。

媒介契約にもレインズに物件情報を登録する事になっていますが、公開されていない情報の取引があるのはよくある事です。
不動産業者側の立場からすると売主から依頼を受けた物件をできれば自社のお客に売却をしたいの本音です。(仲介手数料が売主、買主から受領できるため)そうなると狭い商流でしか物件情報が広まらない事があります。

できる限り多くの方に物件情報が広まった方が確実に売却できるチャンスがあります。不動産業者によっては出回り物件(誰も買わない物件)になるので避けた方が良いと言ってくる事があると思いますが、明確な根拠がなければ裏に何かあると考えた方が良いと思います。

実際にあった話ですが、ある地方の首都にある物件の売却活動を行っていました。
市況が良くなかった事もあり価格目線は厳しく売買希望価格の60%位が当時の売却目線でした。
物件規模からエンドに売却できる金額ではなく、できる限り情報を広めるためにレインズに掲載しとにかく多くの地元の業者さんに売却活動を行っていると地元の有名企業がその金額で購入に手を上げました。厳しい買付価格でしたので売主は売却を決心できず継続して売却活動を行っていると、
別の仲介会社さんが連れてきた法人さんが満額に近い金額で買付を出してきました。
最終的に満額に近い金額で売却する事ができましたが、当時の市況の中ではありえない位の売却価格でし。後日談で買主法人さんに話を伺うと

駅前の立地で物件取得したいと考えていた

競合関係にある法人に負けたくないと考えていた

この2点が割高で物件を購入した理由だそうです。

できるだけ多くの方の情報が流通する事で思わぬ価格で売却できた典型的なパターンだと思います。

不動産業者が言う「レインズに登録をすると安くしか売れない」という事はありません。

高額査定には根拠があるのか?

良くある話ですが、売却無料査定を複数社に一括査定を依頼ポータルサイトに登録をすると各社全く違う査定価格が出てきたりします。

これは不動産業者はなるべく高い金額で査定を出した方が売却依頼を受ける事を狙っています。

一般的に査定価格は周辺の取引事例に基づき算出されるため大きな乖離がうまれる事はありません。

査定で大事な事は個々別の物件の価値を把握する事だと思います。例えば「大規模修繕をした」「内装を大幅に変更した」「設備更新を随時行っている」などの修繕履歴や実際に現地に行き近隣の状態や環境など物件固有の価値を把握する事だと思います。

オーナーの賃貸経営に対する思いや考え方などが良い部分で表れている物件の方が高く売却できる可能性があります。こうした見えない部分の査定の必要性をしっかり理解をしてくれる業者さんに依頼をする事が重要だと思います。

https://reibee.japan-am-service.com/wp-content/uploads/2025/06/アパート売却の実例.jpghttps://reibee.japan-am-service.com/wp-content/uploads/2025/06/アパート売却の実例-150x150.jpgreibee-japan-am-service不動産売買アパート売却今回は実務経験に基づいたアパート売却の本当はどうなの?を解説させて頂きます。 レインズに物件情報を登録すると高く売れないのか?? これは完全に都市伝説だと思います。レインズは不動産業者用の物件情報ポータルサイトの様なものになります。 媒介契約にもレインズに物件情報を登録する事になっていますが、公開されていない情報の取引があるのはよくある事です。不動産業者側の立場からすると売主から依頼を受けた物件をできれば自社のお客に売却をしたいの本音です。(仲介手数料が売主、買主から受領できるため)そうなると狭い商流でしか物件情報が広まらない事があります。 できる限り多くの方に物件情報が広まった方が確実に売却できるチャンスがあります。不動産業者によっては出回り物件(誰も買わない物件)になるので避けた方が良いと言ってくる事があると思いますが、明確な根拠がなければ裏に何かあると考えた方が良いと思います。 実際にあった話ですが、ある地方の首都にある物件の売却活動を行っていました。市況が良くなかった事もあり価格目線は厳しく売買希望価格の60%位が当時の売却目線でした。物件規模からエンドに売却できる金額ではなく、できる限り情報を広めるためにレインズに掲載しとにかく多くの地元の業者さんに売却活動を行っていると地元の有名企業がその金額で購入に手を上げました。厳しい買付価格でしたので売主は売却を決心できず継続して売却活動を行っていると、別の仲介会社さんが連れてきた法人さんが満額に近い金額で買付を出してきました。最終的に満額に近い金額で売却する事ができましたが、当時の市況の中ではありえない位の売却価格でし。後日談で買主法人さんに話を伺うと 駅前の立地で物件取得したいと考えていた 競合関係にある法人に負けたくないと考えていた この2点が割高で物件を購入した理由だそうです。 できるだけ多くの方の情報が流通する事で思わぬ価格で売却できた典型的なパターンだと思います。 不動産業者が言う「レインズに登録をすると安くしか売れない」という事はありません。 高額査定には根拠があるのか? 良くある話ですが、売却無料査定を複数社に一括査定を依頼ポータルサイトに登録をすると各社全く違う査定価格が出てきたりします。 これは不動産業者はなるべく高い金額で査定を出した方が売却依頼を受ける事を狙っています。 一般的に査定価格は周辺の取引事例に基づき算出されるため大きな乖離がうまれる事はありません。 査定で大事な事は個々別の物件の価値を把握する事だと思います。例えば「大規模修繕をした」「内装を大幅に変更した」「設備更新を随時行っている」などの修繕履歴や実際に現地に行き近隣の状態や環境など物件固有の価値を把握する事だと思います。 オーナーの賃貸経営に対する思いや考え方などが良い部分で表れている物件の方が高く売却できる可能性があります。こうした見えない部分の査定の必要性をしっかり理解をしてくれる業者さんに依頼をする事が重要だと思います。不動産投資成功のノウハウを解説します
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