不動産投資において物件選びと同じ位に重要と言って良いのが金融部分

多くの投資家の方が金融知識が少ないのが現状で不動産業者さんに任せきりで

借入額、借入条件などを考慮せずに不動産投資を行っている方も多い様です。

不動産投資の肝となる金融の知識を付けるだけでも不動産投資の成果は

大きく変わってくると思います。

(写真=123RF)

元金と利息とは

元金は借入額の事を言います。

借入額が多ければ多い程、月額の返済額が大きくなります。

また月額の返済額は借入期間により変わってきます。

 

利息は借入額に所定の利率を乗じた金額になります。

元金返済分+支払利息=金融機関に月々支払う額です。

利息が大きければ総額の返済額が大きくなります。

 

ここで借入金1億円、借入期間30年で借入金利が1%の場合と3.5%の場合の違いを

見てみましょう。

 

金利が1%の場合(元利均等返済)

毎月の返済額 約32万円 30年間での総返済額 約1億1,579万円

 

金利が3.5%の場合

毎月の返済額 約45万円 30年間での総返済額 約1億6,165万円

 

元金と利息の財務上の性質の違い

元金と支払利息は財務上で違う性質を持ちます。保有期間中の利益を計算する

経費計上するかしないかが大きな違いです。

下記にて簡易的な計算で違いを見てみましょう。

 

・支払利息は経費に元金返済は経費にならない

例 100万円の収入があり利息20万円、元金15万円を返す場合

(他の経費などは考慮しない税率30%で計算)

手許に残る税引前のキャッシュは100万円-利息20万円-元金15万円=65万円

この65万円に税金がかかる様に思いますが、

誤:65万円×税金(30%)=19.5万円の税金が課税される

これは誤りです。

 

元金の部分は経費にならないため

税金を計算する際には

正:100万円-利息20万円=80万円 80万円×税金(30%)=24万円が課税されます

 

つまり手許に残るのは100万円-利息20万円-元金15万円-税金24万円=41万円と

なる訳です。

 

元利均等返済と元金均等返済とは?

 

元利均等返済

毎月支払う金額が一定で時間とともに元金返済の割合が増え支払利息が少なくなっていきます。

元金均等返済よりも総返済額が多くなります。

 

元金均等返済

毎月元金の返済額が一定で返済をする方法。

返済当初の返済額が大きくなるため返済負担が重くなります。

元利均等返済よりも総返済額が少なくなります。

 

借入金利が1%で1億円を30年借りた場合の違いを見てみましょう。

 

元利均等返済

毎月の返済額 約32万円 30年間での総返済額 約1億1,579万円

 

元金均等返済

毎月の返済額 約36万円 30年間での総返済額 約1億1,504万円

※毎月の返済額は変動

 

おわりに

ローン契約ひとつとっても不動産投資には様々な知識がある方が投資に有利に働く事は言うまでもないと思います。

僅か1%の借入金利の違いでも将来の資産形成においても大きな影響を与えます。

今回はこうした部分を読み取って頂けたらと思います。

 

 

著者:日本AMサービス 堂下 葉

 

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不動産投資を学ぶ(元利金)https://i1.wp.com/reibee.japan-am-service.com/wp-content/uploads/2018/02/eabd5a4b2e16fd66eb63fd4ef9ce57b6.jpg?fit=719%2C666https://i1.wp.com/reibee.japan-am-service.com/wp-content/uploads/2018/02/eabd5a4b2e16fd66eb63fd4ef9ce57b6.jpg?resize=150%2C150yodoshita賃貸経営金融不動産投資において物件選びと同じ位に重要と言って良いのが金融部分多くの投資家の方が金融知識が少ないのが現状で不動産業者さんに任せきりで借入額、借入条件などを考慮せずに不動産投資を行っている方も多い様です。不動産投資の肝となる金融の知識を付けるだけでも不動産投資の成果は大きく変わってくると思います。(写真=123RF)元金と利息とは 元金は借入額の事を言います。借入額が多ければ多い程、月額の返済額が大きくなります。また月額の返済額は借入期間により変わってきます。 利息は借入額に所定の利率を乗じた金額になります。元金返済分+支払利息=金融機関に月々支払う額です。利息が大きければ総額の返済額が大きくなります。 ここで借入金1億円、借入期間30年で借入金利が1%の場合と3.5%の場合の違いを見てみましょう。 金利が1%の場合(元利均等返済)毎月の返済額 約32万円 30年間での総返済額 約1億1,579万円 金利が3.5%の場合毎月の返済額 約45万円 30年間での総返済額 約1億6,165万円  元金と利息の財務上の性質の違い 元金と支払利息は財務上で違う性質を持ちます。保有期間中の利益を計算する経費計上するかしないかが大きな違いです。下記にて簡易的な計算で違いを見てみましょう。 ・支払利息は経費に元金返済は経費にならない例 100万円の収入があり利息20万円、元金15万円を返す場合(他の経費などは考慮しない税率30%で計算)手許に残る税引前のキャッシュは100万円-利息20万円-元金15万円=65万円この65万円に税金がかかる様に思いますが、誤:65万円×税金(30%)=19.5万円の税金が課税されるこれは誤りです。 元金の部分は経費にならないため税金を計算する際には正:100万円-利息20万円=80万円 80万円×税金(30%)=24万円が課税されます つまり手許に残るのは100万円-利息20万円-元金15万円-税金24万円=41万円となる訳です。  元利均等返済と元金均等返済とは?  元利均等返済毎月支払う金額が一定で時間とともに元金返済の割合が増え支払利息が少なくなっていきます。元金均等返済よりも総返済額が多くなります。 元金均等返済毎月元金の返済額が一定で返済をする方法。返済当初の返済額が大きくなるため返済負担が重くなります。元利均等返済よりも総返済額が少なくなります。 借入金利が1%で1億円を30年借りた場合の違いを見てみましょう。 元利均等返済毎月の返済額 約32万円 30年間での総返済額 約1億1,579万円 元金均等返済毎月の返済額 約36万円 30年間での総返済額 約1億1,504万円※毎月の返済額は変動  おわりに ローン契約ひとつとっても不動産投資には様々な知識がある方が投資に有利に働く事は言うまでもないと思います。僅か1%の借入金利の違いでも将来の資産形成においても大きな影響を与えます。今回はこうした部分を読み取って頂けたらと思います。  著者:日本AMサービス 堂下 葉 ※ご質問、ご相談はお気軽に下記のフォームよりお問い合わせ下さい!~次世代のための賃貸経営情報~
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