自主管理を行う大家さんも数多くいると思いますが、一見すると管理費を削減する効果があり、利回りを上昇させることができる様に思いますが、

実際には賃貸経営の知識が少なく問題が発生してしまうケースが非常に多い様です。

自主管理を行う際に気負付けて頂きたいのが労働の対価がどの位あるかだと思います。

またすぐに解決できないトラブル(雨漏、水漏、工事手配など)は、精神的な負担にも成りかねます。

設備の故障修理などは入居者の方に修理を行う事で感謝される事もありますが、修理が長期的になってしまったり、

お湯などが使えないなどの問題となってしまうと入居者の方との人間関係の問題、トラブル、そして家賃などの問題にも繋がる恐れがあります。

とにかく賃貸経営はトラブルとの戦いと言っても良いのですが、やはり人(入居者)と人(大家、管理会社)の関係は非常に重要なところです。

今回は人との関係を作る入口である、入居者の属性について説明をさせて頂きます。

(写真=123RF)

1.外国人留学生は最低限日本語が分かる人を

近年、日本にはアジア諸国を代表とする留学生が日本に来ています。

少子化を迎えた賃貸市場もこうした外国人留学生需要を取り込む事はは賃貸経営を行う上で増々重要になってきます。

しかしながら以前より外国人入居者の方のトラブルが多く入居者として避けてきた大家さんも少なくないと思います。

留学生というと、一見真面目に勉強し、その後も日本で就職をするケースもあるので、なかなか引っ越しをしない上客に思えるかもしれません。

しかし実際には日本国内に留学をしてきた学生入居者ががトラブルを起こすケースも非常に多いです。

ゴミ出し、騒音、複数入居などトラブルは後を絶ちません。

実際にあったケースですが、食生活の違いによる料理等の油が換気扇から垂れている、1名で入居契約をしても複数人で入居をしている。

もし外国人の方を入居者として迎え入れる場合は必ず保証会社に加入をしていただく、

学校などの保証制度がある場合でもしっかりと契約内容を確認をして、責任を明確にしておきましょう。

また、入居中にコンタクトを取る事もあるので、最低限の日本語を話せる方が良いと思います。

 

2.生活リズムが異なる入居者にも注意

入居者間で一番多い問題が騒音の問題です。下の階の方が上の階の方の足音がうるさかったり、夏場で窓を開けっ放して音楽を大きな音量で聞いているなど

音の問題は一度気になってしまうとさらに音に敏感になってしまう事もあります。

また、職種的に極端に生活リズムが異なるような人などが入居者の場合、注意が必要です。

朝早、夜遅いなど人が寝ている時間に働き、人が外出する時間に寝るという生活パターンになると、

別の方が寝ている時に深夜に家事(洗濯機を回すなど)をするなど、他人が就寝する時間に騒音になってしまいます。

この部分もやはり入居者の方、一人一人のマナーが重要となります。

もし極端に生活リズムが違う職業をされている方の入居希望があった場合は、

契約書とは別にそうした生活リズムが周りの入居者の方に迷惑にならない様にすると言う約束をされた方が良いと思います。

 

3.学生だからと安心は禁物

大学生は賃貸入居者として非常に優遇されると思います。

その理由は親が賃料を支払ってくれるので賃料の滞納リスクがない、大学を卒業するまでの間は少なくとも入居してくれるのでその間

安定した稼働率を維持できる事に繋がります。

と一昔前はそうだったのですが、毎月仕送りも減少傾向にあり、

学校に行かせている親御さんも厳しい上京の中で学費を払っているケースも少なくありません。

 

学生入居者の方は独り暮らしが初めての方も多いので、ゴミの出し方や学生同士で部屋に集まり騒いでしまうケースなどの

トラブルも発生する可能性もあります。

学生さんだからと言って無条件に入居させるのではなく、しっかりとして審査を行い

必要であれば学生プランで割安の保証会社もありますので、利用する事を検討されても良いと思います。

また使用規則などを予め確認をしてもらい、違反があった際は親御さんの責任のもとで解決をしてもらう様にしましょう。

 

まとめ

昨今のアパート供給が大幅に増加したことに加えて少子高齢化などによる状況は賃貸市場において非常にマイナス部分が多く

高稼働を維持するためには、今まで考慮していなかった事を考えながら稼働を高めていく必要があります。

大家さんによって非常に厳しいキャッシュフローの中で不動産経営を行っている方も少なくないと思います。

そのため焦って入居させてしまった事でトラブルになるケースが非常に多く、最終的に未収金や原状回復費用などに

多額の費用がかかるケースがあり、マイナスになる事もあります。

どんな状況でも入居者の属性をしっかり把握をしたうえで入居をさせましょう。

 

著者:日本AMサービス 代表 堂下 葉

入居者の属性チェックhttps://i1.wp.com/reibee.japan-am-service.com/wp-content/uploads/2017/04/28744208_ml.jpg?fit=1024%2C926https://i1.wp.com/reibee.japan-am-service.com/wp-content/uploads/2017/04/28744208_ml.jpg?resize=150%2C150yodoshita賃貸管理賃貸経営自主管理を行う大家さんも数多くいると思いますが、一見すると管理費を削減する効果があり、利回りを上昇させることができる様に思いますが、実際には賃貸経営の知識が少なく問題が発生してしまうケースが非常に多い様です。自主管理を行う際に気負付けて頂きたいのが労働の対価がどの位あるかだと思います。またすぐに解決できないトラブル(雨漏、水漏、工事手配など)は、精神的な負担にも成りかねます。設備の故障修理などは入居者の方に修理を行う事で感謝される事もありますが、修理が長期的になってしまったり、お湯などが使えないなどの問題となってしまうと入居者の方との人間関係の問題、トラブル、そして家賃などの問題にも繋がる恐れがあります。とにかく賃貸経営はトラブルとの戦いと言っても良いのですが、やはり人(入居者)と人(大家、管理会社)の関係は非常に重要なところです。今回は人との関係を作る入口である、入居者の属性について説明をさせて頂きます。(写真=123RF)1.外国人留学生は最低限日本語が分かる人を 近年、日本にはアジア諸国を代表とする留学生が日本に来ています。少子化を迎えた賃貸市場もこうした外国人留学生需要を取り込む事はは賃貸経営を行う上で増々重要になってきます。しかしながら以前より外国人入居者の方のトラブルが多く入居者として避けてきた大家さんも少なくないと思います。留学生というと、一見真面目に勉強し、その後も日本で就職をするケースもあるので、なかなか引っ越しをしない上客に思えるかもしれません。しかし実際には日本国内に留学をしてきた学生入居者ががトラブルを起こすケースも非常に多いです。ゴミ出し、騒音、複数入居などトラブルは後を絶ちません。実際にあったケースですが、食生活の違いによる料理等の油が換気扇から垂れている、1名で入居契約をしても複数人で入居をしている。もし外国人の方を入居者として迎え入れる場合は必ず保証会社に加入をしていただく、学校などの保証制度がある場合でもしっかりと契約内容を確認をして、責任を明確にしておきましょう。また、入居中にコンタクトを取る事もあるので、最低限の日本語を話せる方が良いと思います。  2.生活リズムが異なる入居者にも注意 入居者間で一番多い問題が騒音の問題です。下の階の方が上の階の方の足音がうるさかったり、夏場で窓を開けっ放して音楽を大きな音量で聞いているなど音の問題は一度気になってしまうとさらに音に敏感になってしまう事もあります。また、職種的に極端に生活リズムが異なるような人などが入居者の場合、注意が必要です。朝早、夜遅いなど人が寝ている時間に働き、人が外出する時間に寝るという生活パターンになると、別の方が寝ている時に深夜に家事(洗濯機を回すなど)をするなど、他人が就寝する時間に騒音になってしまいます。この部分もやはり入居者の方、一人一人のマナーが重要となります。もし極端に生活リズムが違う職業をされている方の入居希望があった場合は、契約書とは別にそうした生活リズムが周りの入居者の方に迷惑にならない様にすると言う約束をされた方が良いと思います。  3.学生だからと安心は禁物 大学生は賃貸入居者として非常に優遇されると思います。その理由は親が賃料を支払ってくれるので賃料の滞納リスクがない、大学を卒業するまでの間は少なくとも入居してくれるのでその間安定した稼働率を維持できる事に繋がります。と一昔前はそうだったのですが、毎月仕送りも減少傾向にあり、学校に行かせている親御さんも厳しい上京の中で学費を払っているケースも少なくありません。 学生入居者の方は独り暮らしが初めての方も多いので、ゴミの出し方や学生同士で部屋に集まり騒いでしまうケースなどのトラブルも発生する可能性もあります。学生さんだからと言って無条件に入居させるのではなく、しっかりとして審査を行い必要であれば学生プランで割安の保証会社もありますので、利用する事を検討されても良いと思います。また使用規則などを予め確認をしてもらい、違反があった際は親御さんの責任のもとで解決をしてもらう様にしましょう。  まとめ 昨今のアパート供給が大幅に増加したことに加えて少子高齢化などによる状況は賃貸市場において非常にマイナス部分が多く高稼働を維持するためには、今まで考慮していなかった事を考えながら稼働を高めていく必要があります。大家さんによって非常に厳しいキャッシュフローの中で不動産経営を行っている方も少なくないと思います。そのため焦って入居させてしまった事でトラブルになるケースが非常に多く、最終的に未収金や原状回復費用などに多額の費用がかかるケースがあり、マイナスになる事もあります。どんな状況でも入居者の属性をしっかり把握をしたうえで入居をさせましょう。 著者:日本AMサービス 代表 堂下 葉~次世代のための賃貸経営情報~
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