賃貸経営で一番と言って良い程、頭を悩ますことといえば、空室ができたときの客付です。空室がでてしまうと、収入が減少し、それに付随して予定していた資金に基づく出費や借入金の返済などに支障になる可能性もあります。

(写真=123RF)

ある程度の空室期間は想定の範囲として考える事ができますが、それでも空室ができると、再び入居者が決まるまでの少なくても1~2ヶ月間の期間の収入がなくなるので次の入居者が決まるまでは落ち着かないものです。

 

特にターミナル駅からアクセスが良い物件で大学等の施設があり入居者の需要が見込める地域であれば社会人、大学生などをターゲットにできるので客付けに苦戦する事は少ないと思いますが、入居者の大半が学生で埋まる物件のエリアですと、卒業をする2~3月末に退去されてしまい、クリーニングや原状回復工事のタイミングが合わずに新入生等の入居者を取り込めないと、翌年の繁忙期まで空室が続くと言う事もあります。

 

こうした状況の中で頼りになるのは賃貸管理会社や仲介会社さんですが、繁忙期は業者さんも動きが鈍い傾向があり、時間をかけずに決められる物件に注力を注ぐ場合もあり、業者さんだけに任せるだけでは不安を払拭できない大家さんもいらっしゃると思います。

 

そこで今回は業者さんに任せきりにしないで大家さんが独自に広い範囲で物件の宣伝を行い広告宣伝費や仲介手数料等の節約になる大家さんが直接入居者を募集する事が可能な3つのサイトをご紹介させて頂きます。

 

1.不動産でも家具でもおまかせ!ジモティー

TVCMで名前を聞くことも多いジモティー。元々は個人の家の不要物を地元の方に譲る、など目的として利用されることが多かったサイトです。例えばお引越しなどで不要になったソファー、ティーテーブル、カラーBOXなどの家具を格安、もしくは無料で譲渡するという募集が多く掲載されており、各地域別での譲渡物の検索が可能なので、地元の情報に強いサイトなので、物件周辺の方を対象にする賃貸募集ならば、それなりの効果はあると思います。

 

不動産も基本的には地元の人を対象にすることが多くなるので、例えば「東京中央区」の物件を同カテゴリに登録することで、中央区で物件を探している人が物件検索をする中で紹介される様になります。

 

物件登録にあたり自身で間取り図を制作し、写真を撮影しなければいけないなどの手間は当然必要となります。登録料は無料なので、案内業務の対応などが自身でできる人であれば、使用してみるのも良いと思います。

気を付けて頂きたいポイントは自身で契約業務を行う場合、契約書の内容や入居時のダメージチェックなどをしっかり行わないと後々トラブルになる事が多いので、契約業務は賃貸管理会社へ事務手数料等を支払うなどをして契約を行ってもらう様にした方が良いと思います。管理会社としても事務手数料が貰えて空室も埋まれば喜ぶと思います。

 

現在、ジモティーではポータルサイトのhome’sとの提携をしており、home’sで掲載された物件がジモティーにも掲載される様になっており、登録されている物件数も増えて利用者も増加する傾向にあると思いますので、無料で利用できので登録してみる価値は十分にあると思います。

 

2.格安でYahoo不動産への掲載が可能な「賃貸直接掲載ナビ」

「賃貸直接掲載ナビ」は、大家さんが直接保有する物件をサイト上に掲載できるサービスとなっています。

当サイトの最大の特徴は、無料で物件を掲載するサービスの他、オプションで「月額2,980円」でヤフー不動産への物件情報の掲載が可能となる点です。ヤフー不動産は日本で最大手のポータルサイトヤフージャパンのサイトですので、サイトの閲覧数はHOMES、at home、SUUMOなどの大手不動産情報サイトにも匹敵するものがあります。

HOMES、at home、SUUMの様なサイトに物件情報を登録できるのは、不動産業者に限定されてしまっているので、ご自身で幅広く募集を掲載されたい方はオプションを利用しヤフー不動産にも物件登録をすると良いと思います。

 

物件の詳細ポイントや賃貸条件の変更等などを直接サイトに反映でき、実際に物件情報を閲覧した人数なども確認できるので、ご自身で募集する多くのメリットはあると思います。

 

3.掲載物件数の多さなら「ウチコミ!」

「ウチコミ!」は対象エリアを関東・関西の都心に絞ったことで、情報の検索性を改善し、よりターゲットに情報を届きやすくしています。会員登録数も2万5千人以上に及び、直接入居者を探すことができるサイトでは最大手ともいえる規模となっております。

また物件の地域にはエージェントなる不動産業者がおり必要であれば案内、契約業務等を行ってもらえるシステムになっています。エージェントを利用した場合は所定の広告料を支払う事が必要なりますが、入居者側には仲介手数料等がかからないため、初期費用が抑える事ができ検討者のハードルも下がり集客力が上がるシステムになっています。

 

まとめ

昨今IOTやフィンテックなど不動産業界に大きな波をもたらす変化が数多く起きると予想されています。今後もこの様な大家さんと入居者さんとを直接結び付ける便利なサイトが益々増加をし、ビックデータなどの利用により消費者の嗜好をしっかり捉えた物件検索なども行えるようになると考えられます。不動産業者もさることながら大家さんもこうした時代の変化に対応をしながら募集業務を始めとする賃貸経営を考えて行く時代になっていくのだと思います。

 

著者:日本AMサービス 代表 堂下 葉

大家さん自身で物件掲載できるサイト3選https://i0.wp.com/reibee.japan-am-service.com/wp-content/uploads/2017/03/44205844_m.jpg?fit=799%2C599https://i0.wp.com/reibee.japan-am-service.com/wp-content/uploads/2017/03/44205844_m.jpg?resize=150%2C150yodoshita不動産マーケット賃貸経営賃貸経営で一番と言って良い程、頭を悩ますことといえば、空室ができたときの客付です。空室がでてしまうと、収入が減少し、それに付随して予定していた資金に基づく出費や借入金の返済などに支障になる可能性もあります。(写真=123RF) ある程度の空室期間は想定の範囲として考える事ができますが、それでも空室ができると、再び入居者が決まるまでの少なくても1~2ヶ月間の期間の収入がなくなるので次の入居者が決まるまでは落ち着かないものです。 特にターミナル駅からアクセスが良い物件で大学等の施設があり入居者の需要が見込める地域であれば社会人、大学生などをターゲットにできるので客付けに苦戦する事は少ないと思いますが、入居者の大半が学生で埋まる物件のエリアですと、卒業をする2~3月末に退去されてしまい、クリーニングや原状回復工事のタイミングが合わずに新入生等の入居者を取り込めないと、翌年の繁忙期まで空室が続くと言う事もあります。 こうした状況の中で頼りになるのは賃貸管理会社や仲介会社さんですが、繁忙期は業者さんも動きが鈍い傾向があり、時間をかけずに決められる物件に注力を注ぐ場合もあり、業者さんだけに任せるだけでは不安を払拭できない大家さんもいらっしゃると思います。 そこで今回は業者さんに任せきりにしないで大家さんが独自に広い範囲で物件の宣伝を行い広告宣伝費や仲介手数料等の節約になる大家さんが直接入居者を募集する事が可能な3つのサイトをご紹介させて頂きます。  1.不動産でも家具でもおまかせ!ジモティー TVCMで名前を聞くことも多いジモティー。元々は個人の家の不要物を地元の方に譲る、など目的として利用されることが多かったサイトです。例えばお引越しなどで不要になったソファー、ティーテーブル、カラーBOXなどの家具を格安、もしくは無料で譲渡するという募集が多く掲載されており、各地域別での譲渡物の検索が可能なので、地元の情報に強いサイトなので、物件周辺の方を対象にする賃貸募集ならば、それなりの効果はあると思います。 不動産も基本的には地元の人を対象にすることが多くなるので、例えば「東京中央区」の物件を同カテゴリに登録することで、中央区で物件を探している人が物件検索をする中で紹介される様になります。 物件登録にあたり自身で間取り図を制作し、写真を撮影しなければいけないなどの手間は当然必要となります。登録料は無料なので、案内業務の対応などが自身でできる人であれば、使用してみるのも良いと思います。気を付けて頂きたいポイントは自身で契約業務を行う場合、契約書の内容や入居時のダメージチェックなどをしっかり行わないと後々トラブルになる事が多いので、契約業務は賃貸管理会社へ事務手数料等を支払うなどをして契約を行ってもらう様にした方が良いと思います。管理会社としても事務手数料が貰えて空室も埋まれば喜ぶと思います。 現在、ジモティーではポータルサイトのhome’sとの提携をしており、home’sで掲載された物件がジモティーにも掲載される様になっており、登録されている物件数も増えて利用者も増加する傾向にあると思いますので、無料で利用できので登録してみる価値は十分にあると思います。  2.格安でYahoo不動産への掲載が可能な「賃貸直接掲載ナビ」 「賃貸直接掲載ナビ」は、大家さんが直接保有する物件をサイト上に掲載できるサービスとなっています。当サイトの最大の特徴は、無料で物件を掲載するサービスの他、オプションで「月額2,980円」でヤフー不動産への物件情報の掲載が可能となる点です。ヤフー不動産は日本で最大手のポータルサイトヤフージャパンのサイトですので、サイトの閲覧数はHOMES、at home、SUUMOなどの大手不動産情報サイトにも匹敵するものがあります。HOMES、at home、SUUMの様なサイトに物件情報を登録できるのは、不動産業者に限定されてしまっているので、ご自身で幅広く募集を掲載されたい方はオプションを利用しヤフー不動産にも物件登録をすると良いと思います。 物件の詳細ポイントや賃貸条件の変更等などを直接サイトに反映でき、実際に物件情報を閲覧した人数なども確認できるので、ご自身で募集する多くのメリットはあると思います。  3.掲載物件数の多さなら「ウチコミ!」 「ウチコミ!」は対象エリアを関東・関西の都心に絞ったことで、情報の検索性を改善し、よりターゲットに情報を届きやすくしています。会員登録数も2万5千人以上に及び、直接入居者を探すことができるサイトでは最大手ともいえる規模となっております。また物件の地域にはエージェントなる不動産業者がおり必要であれば案内、契約業務等を行ってもらえるシステムになっています。エージェントを利用した場合は所定の広告料を支払う事が必要なりますが、入居者側には仲介手数料等がかからないため、初期費用が抑える事ができ検討者のハードルも下がり集客力が上がるシステムになっています。  まとめ 昨今IOTやフィンテックなど不動産業界に大きな波をもたらす変化が数多く起きると予想されています。今後もこの様な大家さんと入居者さんとを直接結び付ける便利なサイトが益々増加をし、ビックデータなどの利用により消費者の嗜好をしっかり捉えた物件検索なども行えるようになると考えられます。不動産業者もさることながら大家さんもこうした時代の変化に対応をしながら募集業務を始めとする賃貸経営を考えて行く時代になっていくのだと思います。 著者:日本AMサービス 代表 堂下 葉~次世代のための賃貸経営情報~
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