読者の方も経験があると思いますが、不動産情報をインターネットで探している時に

気に入った物件があった際に問い合わせをしてみたところ、

不動産業者から既に募集が終了している事があると思います。

 

特に周辺と比較をして非常に好条件の物件であったりする事が多いのですが、

これが所謂「おとり物件」と言われ物件です。

 

本当にそんな物件はあるのかと言われる方が多いですが、

朝日デジタルにもこうした記事が出ています。

 

「おとり物件」業者、不動産サイトから排除へ

リンク:朝日新聞DIGITAL

(写真=123RF)

おとり物件は何のためにあるのか?

わざわざ募集がされていない物件を掲載する理由なんてなにのに何故不動産業者は掲載するのか?

と思う方も少なくないと思います。

不動産会社は基本的にはお客さんからの問い合わせから始まるビジネスなので、

実はこの問い合わせを獲得したいための餌になるのが「おとり物件」です。

「おとり物件」で問い合わせを貰い、その後、「他にご希望の条件がありましたら・・・」と

別の物件に誘引して行く事になります。

お客さんからしてみると迷惑極まりない行為としか言いようがありませんね。

実はこうした部分も不動産業界の悪い慣習であったりします。

 

おとり物件に踊らされないためには?

時間がない中で不動産情報を探す時におとり物件や既に終了した物件に問い合わせるのは

時間の無駄です、できればこうした情報に踊らされたくないのが本音だと思います。

 

おとり物件の特徴

・周辺の物件情報よりも明らかに好条件

・物件情報などに写真などが少ない

・物件情報を掲載した日時が古い(概ね1ヶ月程度)

 

情報を闇雲に信じずに上記3点を気にする様にしてみると共通点が見てくると思います。

 

まとめ

iotなど物のIT化などで情報の信頼性などが重要視されている中で、

「おとり物件」の様に商品でない物を店頭に並べてお客さんを誘引するのはやはり良い事ではありません。

 

少しづつ規制が入っている様ですが、どうもまだ情報の信頼性と言う部分で

不動産屋は胡散臭いと言われてしまうひとつの要因がここにあるのだと思います。

 

本気で検討をしていた物件の話が途中で頓挫して、「検討しているよりも良い物件が・・・」と

話が出てきたら注意が必要かもしれませんね。

契約に進みたいと言う気持ちが高まっているので代替物件でも良いなと感じてしまいやすいので。

投資は心理戦ともいわれますが、買うと決めた投資家のリスク許容度は大きくなっていると思います。

 

著者:日本AMサービス 堂下 葉

 

 

 

 

おとり広告は本当にあるんですhttps://reibee.japan-am-service.com/wp-content/uploads/2017/08/15731792_m.jpghttps://reibee.japan-am-service.com/wp-content/uploads/2017/08/15731792_m-150x150.jpgreibee-japan-am-service不動産マーケット読者の方も経験があると思いますが、不動産情報をインターネットで探している時に 気に入った物件があった際に問い合わせをしてみたところ、 不動産業者から既に募集が終了している事があると思います。   特に周辺と比較をして非常に好条件の物件であったりする事が多いのですが、 これが所謂「おとり物件」と言われ物件です。   本当にそんな物件はあるのかと言われる方が多いですが、 朝日デジタルにもこうした記事が出ています。   「おとり物件」業者、不動産サイトから排除へ リンク:朝日新聞DIGITAL (写真=123RF) おとり物件は何のためにあるのか? わざわざ募集がされていない物件を掲載する理由なんてなにのに何故不動産業者は掲載するのか? と思う方も少なくないと思います。 不動産会社は基本的にはお客さんからの問い合わせから始まるビジネスなので、 実はこの問い合わせを獲得したいための餌になるのが「おとり物件」です。 「おとり物件」で問い合わせを貰い、その後、「他にご希望の条件がありましたら・・・」と 別の物件に誘引して行く事になります。 お客さんからしてみると迷惑極まりない行為としか言いようがありませんね。 実はこうした部分も不動産業界の悪い慣習であったりします。   おとり物件に踊らされないためには? 時間がない中で不動産情報を探す時におとり物件や既に終了した物件に問い合わせるのは 時間の無駄です、できればこうした情報に踊らされたくないのが本音だと思います。   おとり物件の特徴 ・周辺の物件情報よりも明らかに好条件 ・物件情報などに写真などが少ない ・物件情報を掲載した日時が古い(概ね1ヶ月程度)   情報を闇雲に信じずに上記3点を気にする様にしてみると共通点が見てくると思います。   まとめ iotなど物のIT化などで情報の信頼性などが重要視されている中で、 「おとり物件」の様に商品でない物を店頭に並べてお客さんを誘引するのはやはり良い事ではありません。   少しづつ規制が入っている様ですが、どうもまだ情報の信頼性と言う部分で 不動産屋は胡散臭いと言われてしまうひとつの要因がここにあるのだと思います。   本気で検討をしていた物件の話が途中で頓挫して、「検討しているよりも良い物件が・・・」と 話が出てきたら注意が必要かもしれませんね。 契約に進みたいと言う気持ちが高まっているので代替物件でも良いなと感じてしまいやすいので。 投資は心理戦ともいわれますが、買うと決めた投資家のリスク許容度は大きくなっていると思います。   著者:日本AMサービス 堂下 葉        不動産投資成功のノウハウを解説します
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